
2019年9月。世界中で行われたオーディションで10231名の参加者から選ばれた26名が4泊5日の東京合宿に参加しました。
当時17歳の勝村摩耶(マヤ)は3日目のスター性テストを、ダンス・ボーカルともに24名中12位という順位で迎えます。
なんとかキューブは貰えているものの、マヤとしては納得いかない結果だったように思えます。ダンスレベルテストでは「演技力は素晴らしい」「線が綺麗ではない」と長所と短所を明確に指摘されていました。
3日目のスター性テストでは、自分で描いた絵を使った紙芝居を披露します。この紙芝居が予想以上に感動の結果を招きます。


ここからマヤの優しい語り口で物語がはじまります。J.Y.Parkに評価された演技力を存分に感じられる素晴らしい出来栄えです。

何というのでしょう。熟練された表現力や経験に裏打ちされた演技力というわけではなく、生まれ持った自然な魅力を感じられます。表情と声が本当に安心しますね。ずっと聞いていられる紙芝居です。



紙芝居を聞き終わったJ.Y.Parkはまずマヤの人間性を評価します。そして、「マヤさんが持っている一番魅力的な姿を見せてくれました」と絶賛。
「絵も上手く描けていました。絵が上手く描けるのは音楽と同じで自分を表現できているということ」
そしてJ.Y.Parkはマヤに確認します。「マヤさんはみにくいアヒルの子のように寂しくて辛い想いをしたことがありますか?」

マヤはこのNizi Projectに望む前におじいちゃんを亡くしていて、その話が会場中を涙のうずに包みます。本当に心が優しい人だと分かります。きっとおじいちゃんも今天国で笑ってくれているでしょうね。

一瞬映る参加者の中には、山口真子(マコ)や鈴野未光(ミイヒ)、マユカなどNiziUメンバーも。みんな、涙を流していました。Nizi Projectは順位こそつけられていくものの、蹴落とし合いではなく、支え合って分かりあって進んでいくからこそ、人々の心に響くのだと思います。

マヤの話を聞いたJ.Y.Parkは語ります。「自分は今の自分で充分。たくさんの人の中で理由を持って生まれてきた人だから、それだけで充分特別」みにくいアヒルの子が水面に写る自分の姿を見た時のように、今の自分を見つめる時がくる。そうJ.Y.Parkは話します。


「1人1人が特別でなかたら生まれて来なかったはずです」1位でも26位でも関係ない。このオーディションはある目的に合わせて条件に合う人を探すだけ。
筆者もこの言葉で息を飲みました。J.Y.Parkの言葉はいつも何かを気づかせてくれる力がありますね。

スター性テストでは最終26名中12名がキューブを獲得しています。ちなみにNiziUメンバーの中ではマユカと花橋梨緒(リオ)が獲得には至りませんでした。
今回はNiziUマヤのNizi Project時代の素敵なシーンを書いてみました。マヤの心の美しさが良く分かるエピソードですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。